各位

2023年7月4日
海洋深層水利用学会
会長 大塚 耕司

「海洋深層水大容量取水技術検討委員会」委員募集のご案内

 海洋深層水利用学会2023年度第1回理事会(2023年5月30日開催)におきまして起案・承認された上記委員会を発足させることになりました。
 別紙資料-1「海洋深層水大容量取水技術検討委員会」に委員会の発足趣旨を記述しております。
 ご賛同いただける方は、是非、委員会にご参加願います。
 ご参加希望者は、別紙資料-2「海洋深層水大容量取水技術検討委員会」参加申込書に記入の上、下記事務局までメールにてお申し込み下さい。(申込締切日:7月31日(月))

別紙資料-2 参加申込書
PDF版 / Word版
事務局
清水建設㈱ エンジニアリング事業本部 洋上風力プロジェクト推進室
室長 白枝哲次
TEL:03-3561-4327
Email:shiroeda@shimz.co.jp

「海洋深層水大容量取水技術検討委員会」

目的
沖縄県久米島町では、久米島モデルといわれる「海洋深層水の大規模複合利用のための大容量の取水計画」が進行しています。また、世界各地で同様なプロジェクトが進められています。
しかしながら、大容量の取水施設は高額の費用が見込まれるうえ、新規に建設した取水施設に万一不具合が生じた場合、今後の海洋深層水利用の発展に大きな影響を与えることが危惧されることから、経済的で確実性の高い取水技術を確立することが喫緊の課題です。
そこで、海洋深層水利用学会内に標記委員会を設置し、さまざまな観点から大容量取水技術について検討することとします。
進め方
「海洋深層水の大容量取水技術」というテーマにご興味を有する研究者や技術者を学内外から広く募集し、まずはフランクにディスカッションすることから始めます。
そのディスカッションの結果を踏まえて検討すべき重点項目を洗い出し、必要であればそれぞれの分野で知見をもつメンバーで分科会を設置して、経済的で確実性の高い取水技術を検討します。
(検討項目例)
既往の大容量取水技術調査(取水管の種類、取水量、利用方法)
これまでに失敗した大容量取水施設事例調査
取水管の要求性能の整理(設計・施工条件の洗い出し)
自然条件の分類(海象・地盤条件)
現状の技術で安全かつ確実に施工可能であり、信頼性の高い取水管及び最大取水量の設定
大容量取水に向けての取水管の要求性能の洗い出し (目標コストの設定も含む)
大容量取水の市場・将来性

第1回「海洋深層水大容量取水技術検討委員会」の開催

日時
令和5年8月28日(月)15時~17時
(打合せ後、懇親会を開催致します)
場所
大阪公立大学中百舌鳥キャンパス
大阪府堺市中区学園町1番1号
https://www.omu.ac.jp/about/campus/nakamozu/
(会議室は、参加者数が把握できた後連絡します)
議題
「海洋深層水大容量取技術検討委員会」の進め方について

 サイトポリシー