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室戸岬沖には、水深500~1000mを北東方向に流れる海流があり、室戸岬の陸棚斜面にあたって湧昇しています。
この湧昇流を高知県海洋深層水研究所では水深320m、344mに設置した取水口から取水しています。
施設所在地 |
高知県室戸市室戸岬町 |
取水地 |
室戸岬三津沖2km |
給水開始 |
1989年4月 ~ |
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原図提供:海洋科学技術センター |
■主要施設概要
取水施設 |
取水能力 |
920m3/日(460m3/日×2本) |
取水深度 |
320m、344m |
取水管 |
鉄線鎧装硬質ポリエチレン管
内径 125 mm × 延長 2,650 m |
利用・研究施設 |
海洋深層水研究所 |
敷地:8,268,625m2
本館、研究棟、実験棟他 |
海洋深層水共同研究センター |
敷地:3,369.8m2
共同研究棟、屋外水槽、屋外研究用敷地ほか |
利用研究内容 |
・深層水を使用した海洋性植物、大型藻類の
機能性に関する研究
・微細藻類の大量培養と有用物質の探索に
関する研究
・海洋深層水を利用したサツキマス・ニジマスの
飼育に関する研究 |
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サツキマスの養殖 |
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海藻の培養 |
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海洋深層水共同研究センター外観 |
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海洋深層水研究所外観 |
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