掲載日:2013年5月

 ■推薦図書-5
1)書名 応用微細藻類学
2)著者名 倉橋みどり、小柳津広志 編著
3)出版社 成山堂書店
4)発行年月日 平成25年2月18日
5)販売価格 3,150円
6)簡単な書評または
 書籍紹介
海の光合成生物(微細藻類=植物プランクトン)を地球上の未利用資源として捉えている。微細藻類は、海洋深層水を肥料として日光浴をさせてやれば増殖してくれる。増殖させた微細藻類の利用先の一つ目は油(バイオマス燃料)である。さて「勝てるバイオマスエネルギー」の戦略とは。。。またもう一つの利用の方向性は、水産養殖のための餌料である、と解説している。「微細藻類から始まる次世代型水産養殖」を標榜し、日本に新産業を創生しよう、という野心的な内容になっている。
(文責:倉橋みどり)


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